副菜, 汁物
鳥ひき肉の肉団子スープ
鳥ひき肉はお肉をかみ切れない乳幼児には便利な離乳食材です。大人用には肉団子にすることで歯ごたえとボリューム感を出し、スープにすることで季節の野菜をたっぷり取りましょう。
※肉団子は喉に詰まらせる恐れがあるので乳幼児には丸いまま与えず潰してください
分量
材料 | 分量(大人一人分の分量です) |
---|---|
鳥ひき肉 | 60g |
長ネギ | 20g(鍋用斜め切り3つ) |
大根 | 20g(輪切り5mm) |
人参 | 15g(輪切り1.5cm) |
出汁 | 昆布で180cc |
使用調味料 | 分量 |
---|---|
塩(肉団子用) | ひとつまみ少々 |
酒(肉団子用) | 少々 |
コショウ(肉団子用) | 少々 |
醤油(スープ用) | 大さじ1 |
作り方
- 煮鳥挽肉に刻んだ長ネギを入れて酒と塩胡椒を振り、団子状にします。
- 鍋に水とだし昆布を入れ、火にかけます
- 沸騰したら昆布を取り出し、短冊切りにした人参と大根を入れます
- もう一度沸騰したら肉団子を入れ火が通るまで煮ます
- 醤油で味をつけます
◎離乳食(中期):作り方

材料目安:鳥挽肉15g、長ネギ5g(鍋用斜め切り1個弱)、大根10g(半月切り5mm)、人参10g(輪切り1cm)、出汁用だし昆布5cm程度
- ③の行程で人参と大根と出汁を取り分け、小鍋でクタクタになるまで弱火で煮ます
- 離乳食用の鳥ひき肉を入れ、完全に火を通します
- 野菜を細かく刻んで盛りつけます
◎離乳食(後期):作り方

③の行程で人参と大根と出汁を取り分けます
材料目安:鳥挽肉15g、長ネギ5g(鍋用斜め切り1個弱)、大根10g(半月切り5mm)、人参10g(輪切り1cm)、出汁用だし昆布5cm程度
- ①で肉団子を作る際に塩胡椒をする前に離乳食分を丸めてから5mm弱の厚さに潰します
- ③の行程で人参と大根と出汁を取り分け、小鍋でクタクタになるまで弱火で煮ます
- 離乳食用の肉団子を入れ、完全に火を通します
- 野菜を5mm角に切り肉団子を幅5mmのスティック状に切って盛りつけます
完了期:作り方

③の行程で人参と大根と出汁を取り分けます
材料目安:鳥挽肉20g、長ネギ5g(鍋用斜め切り1個弱)、大根15g(輪切り5mm弱)、人参15g(輪切り1.5cm)、出汁用だし昆布5cm程度
- ①で肉団子を作る際に塩胡椒をする前に離乳食分を丸めてから5mm弱の厚さに潰します
- ③の行程で人参と大根と出汁を取り分け、小鍋でクタクタになるまで弱火で煮ます
- 離乳食用の肉団子を入れ、完全に火を通します
- 野菜を1cm角に切って盛りつけます
このレシピの注意点!
※肉団子は喉に詰まらせる恐れがあるので丸いまま与えず潰してください
1、初めて与える食材は少しずつ与えましょう
2、月齢は目安です。赤ちゃんのペースを大事にしましょう
3、主食は離乳食初期10倍粥、中期7〜5倍粥、後期5倍粥、完了期5倍粥〜軟飯が目安です
4、離乳食の味付けは薄味にしましょう
この料理と組み合わせるおすすめ料理
関連レシピ
-
桜エビと白菜のうま煮
昆布の出汁と桜エビでうま味の相乗効果が得られます!大人の分は作り置きにも使える一品です。
-
ほんのり甘酸っぱい鶏肉のオレンジ煮
みかんの甘味・酸味がとり肉を柔らかく仕上げてくれます。人参の甘味も引き出して、やさしい味付けの肉料理です。みかんのない季節はオレンジや100%ジュースでもおいしくできますよ。
-
貧血予防に!ほうれん草とじゃが芋のわさびマヨ和え
ほうれん草が嫌いな赤ちゃんも、じゃが芋とあえて甘みを出すことで食べやすくなります。パパママはわさびの風味が良いアクセントです。男爵いもを使用していただくことで全体の馴染みがよくなるのでおすすめです! ※ほうれん草に多く含まれる鉄分は非ヘム鉄といって吸収され辛いためじゃが芋のビタミンCと一緒に摂取して吸収率をUPします。
-
ほうれん草のナムル風
ごま油と醤油で味つけるほうれん草のナムル風。ビタミンA(ベータカロチン)は油を同時に摂取すると吸収されやすくなります。離乳食としても栄養たっぷりのほうれん草はおすすめの食材。今回はヨーグルトを使いましたが、リンゴのすりおろしを合えてもいいですよ。
-
ボイルキャベツのサラダ
ボイル(茹でる)ことでキャベツのカサが減りますから、たくさんの量を食べることができます。野菜のうまみを引き出して甘味も増しますので、塩+レモンや、ポン酢、ドレッシングなどお好きな味付けでお召し上がりください。離乳食用には内側の柔らかい葉を使ってくださいね。
-
高野豆腐の煮もの
高野豆腐は戻し不要のものから30分かけて戻すものまでいろいろ種類があります。戻し方も水を使うものやぬるま湯、熱湯、いろいろありますが、このレシピでは離乳食ということでふんわり柔らかく仕上がるように熱湯(80°C)を使用しています。