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さつまいもは加熱方法で甘さが変わる!成長に合わせたさつまいもの使い方をご紹介


甘くてホクホク、さつまいもが美味しい季節がやってきましたね。自然な甘みと滑らかな舌触りが特徴のさつまいもは、離乳食でよく使われる食材でもあります。そんなさつまいもは、調理の仕方によって甘さが変わることをご存知でしたか?
赤ちゃんは本能で甘いものが大好きです。そこで、今回は赤ちゃんが喜ぶさつまいもを使った離乳食の上手な作り方と、成長に合わせたおすすめ調理法をご紹介します。

じっくり加熱すると甘さが増す!!

さつまいもを食べられる硬さにするには、蒸す・焼く・茹でる・電子レンジ・オーブン…など色々な加熱方法がありますね。では、より甘く、柔らかいさつまいもに調理するには、どの加熱方法がいいのでしょうか?色々な調理法でさつまいもを食べ比べたところ、オーブンの低温で1時間以焼いたり、魚焼きグリルやトースターを使って、焼く、保温を繰り返しじっくり加熱する方が甘くなる、というデータがあります。
少し難しい話ですが、さつまいもの甘さは、さつまいもに含まれる麦芽糖(マルトース)の量で変わります。この麦芽糖は、さつまいも内で酵素がでんぷんを分解することで生成されるのですが、酵素の働きが良い温度は65~75℃くらいと言われており、つまり酵素の働く時間が長いほど、麦芽糖が増え、甘みが増すというわけです。甘さだけを考えると、オーブンで丸ごと焼くような、低温で長時間の加熱調理が良いですが、他の調理法にも良い点はあります。例えば、茹でると水分を含み、ホロリと崩れるほど柔らかくすることができ、離乳食作りにぴったりです。また、蒸すとしっとり柔らかい上に、さつまいも本来の甘みを引き出すことができます。

成長に合わせたさつまいも離乳食

離乳食の初期・中期・後期・完了期で、それぞれおすすめのさつまいも調理法があります。

【 初期 】

なめらかなペースト状にするため、茹でるのがおすすめです。水分を含むため、しっとり優しい甘さになります。さつまいもを初めから小さく切って茹でると、火の通りが早く甘みが引き出されませんので、少し大き目に切り、水からゆっくり茹でます。竹串で刺し、ほっくり割れるほど柔らかくなったら、赤ちゃんの成長に合わせて、裏ごしたり、ミキサーにかけペースト状にします。

【 中期 】

舌と上顎で潰せるくらいの硬さにするため、茹でるのがおすすめです。初期と同じように茹でたら、すりこ木で粗潰しにしたり、包丁で粗みじん切りにします。この時期大切なのは、舌触りを覚え、モグモグと食べ物を潰す練習をすることなので、あまり細かく刻んだり、すり潰すと、飲み込んでしまいますので気を付けて。

【 後期 】

噛んで潰せるくらいの硬さにするため、茹でる・蒸す、がおすすめです。蒸すことで、さつまいも本来の甘さが引き出され、ほどよく水分も含みしっとり仕上がります。
指で潰せる固さを目安に、歯茎で挟めるほどの角切りにし、噛む練習ができるようにしましょう。

【 完了期 】

前歯で噛み切ること、手づかみ食べを覚える時期には、蒸す・焼く、がおすすめです。蒸したさつまいもを潰し、赤ちゃんがつまめるような大きさに丸めたり、棒状に切って少量の油で炒めフライドポテトのようにするなど、手づかみできる工夫をしましょう。

離乳食作りの味方、電子レンジ加熱は甘みが少ない?!

電子レンジでさつまいもを食べられる硬さにするには、大きさにもよりますが600Wで5分ほど加熱します。電子レンジは便利ですが、さつまいもの甘さを引き出すには時間が足りないようです。また、パサつきを感じたり、固くなってしまった、という失敗も少なくないようです。それでも手軽な電子レンジを上手に活用したいところ…。
電子レンジでしっとり甘いさつまいもに仕上げるには3つのコツがあります。

① 湿らせたキッチンペーパーでさつまいもを包む
② その上からラップで包む
③ 100W(なければ200W)で15分(7分)で加熱

電子レンジ調理でも、この3つのポイントでしっとり甘く仕上がりますよ。加熱時間は、さつまいもの大きさにもよりますので、竹串などで刺して固い場合は追加して加熱しましょう。

まとめ

さつまいもは、低温でじっくり加熱することで甘さが引き出されます。また、茹でる、蒸すなど乾燥しない調理法は柔らかく仕上がります。料理初心者の方にとっては、食材を柔らかく調理することでさえ失敗してしまったり、難しく思うかもしれません。また、今まで電子レンジ調理にばかり頼っていた人もいるでしょう。しかし、色々な調理法には、それぞれの特徴や良さがありますので、それを理解し、赤ちゃんの成長に合わせた離乳食作りに役立ててみて下さい。

( TEXT : 宇田川みさき / Rippy編集部 )

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