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離乳食の人気野菜【さつまいも】の栄養効果とレシピ


食物繊維が豊富な食材

さつまいもの栄養というと真っ先に思い浮かぶのが食物繊維です。食物繊維が豊富でありながら、柔らかく煮ることで食べやすくなるので離乳食にとても適している食材です。赤ちゃんは離乳食が始まると便の性状が変わってきて便が固くなる子が多いようです。繊維質を多く含む食べ物を食べると赤ちゃんの便秘が解消しますが、繊維質を多く含む食材はごぼうや海藻類などで、離乳食では段階が進んでいないと食べさせにくい食材が多いのです。そのような時にはさつまいもを食べさせてあげると、便秘解消効果が期待できます。

離乳食初期のおすすめレシピ

離乳食が始まって間もない時期は、ペースト状にして食べさせてあげると赤ちゃんが食べやすくなります。さつまいもを煮たり蒸したりして柔らかくしても、そのままだと水分が少ないため赤ちゃんが食べにくさを感じることがあるようです。そのような時には水分を加えてなめらかに伸ばしてあげましょう。牛乳や豆乳で伸ばしてバターを加えても美味しいですし、水を加えただけでも甘くて美味しいペーストができます。そのまま食べてもいいですし、おかゆに混ぜて与えてもいいでしょう。つぶつぶ感が気になる赤ちゃんには裏ごしをしてあげると食べやすくなると思います。

離乳食中期のおすすめレシピ

さつまいもは食事としてだけでなくデザートとしても楽しめます。イモ類の中でもビタミンCを最もたくさん含んでいるのでおやつでビタミンを補給できておすすめです。柔らかく煮た後にペーストにしたものとリンゴを柔らかく煮たものを合わせたデザートは優しい甘みで赤ちゃんにピッタリです。赤ちゃんがリンゴを噛めるようになってきたらリンゴは硬めにして加えると食べ応えのあるデザートになります。噛むことが苦手な赤ちゃんでもデザートならばしっかりと噛んでくれることがあります。ほとんどの赤ちゃんが好きな味だと思うのでぜひ食べさせてあげてください。

離乳食後期のおすすめレシピ

さつまいもは黄色い身の部分だけでなく皮の部分にも栄養が豊富に含まれています。皮は噛みにくいのでしっかりと噛むことができるようになったら赤ちゃんに食べさせてみましょう。ビタミンCやカルシウム、便を軟らかくする作用のあるヤラピンという成分は皮の部分に多く含まれています。赤ちゃんが食べられるのであれば皮ごと食べられるレシピがおすすめです。細長く切ったスティックは赤ちゃんが自分で握って食べられるのでつかみ食べの時期に最適です。茹でるだけでなく、油で揚げたものも美味しいと思います。おやつとして与えてもいいですね。

( TEXT : Rippy編集部 )

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