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海外では離乳食にどんなものを食べさせてるの?


Rippyをご覧いただいている方の中には、初めての離乳食という方も多いのではないでしょうか?
色々と不安なこともあると思います。そこで今日は世界の離乳食事情について調べてみました。
これを見ればちょっと肩の力を抜いてもらえるかもしれません。

他の国の離乳食の開始時期

離乳食の開始時期は5〜6ヶ月と日本と同じくらいの国が多く、タイなど早い国では3ヶ月くらいから始める国もあります。スタートの時期は5ヶ月くらいを目安に赤ちゃんとお母さんのペースを見ながら始めていただくのがベストなようですが、少し前までは早すぎる離乳食がアレルギーの原因と言われていたところ、最近の研究結果ではアレルギーの原因物質が口から入るより先に皮膚から侵入することが原因のひとつだと分かってきたことから、とくに問題がなければ先延ばしにしすぎない方が良いでしょう。

離乳食の内容

何を食べさせているかも国によって異なり、日本のようにお粥から始める国もあれば、じゃがいもやトウモロコシなど、その国で食べ親しまれている主食がアレルギーのリスクも低くスムーズなエネルギー源になってくれることから離乳食の始めに使われることが多いようです。
ただフランスでは主食のパンは塩分やバターなどを多く使用していることから野菜から始めているようです。その後はほぼ市販のベビーフードしか与えない国もあり、イタリアではオリーブオイルやパルメザンチーズ、インドでは離乳食の時から少しずつ香辛料に慣れさせるそうで、8ヶ月を過ぎたころには生の人参を細いスティック状にしたものを与える国も。

離乳食の進め方

日本では1日1回から始まるのが基本のようになっていますが、アメリカでは開始早々に少量を1日3回に分けて与えるよう指示を出されたりするそうです。
さらに初期、中期、後期、完了期といった区切りも日本では当たり前のように使われていますが、ベビーレッドウィーニングと言って親が食べさせるのではなく、歯茎でつぶせる硬さにゆでた(もともと柔らかいものはそのまま)食べ物をそれなりの大きさのままテーブルに直接置いて、赤ちゃんが自ら食べるように促す方法が主流の国もあります。調理をする際の大きさや固さもちょっと大雑把でも大丈夫なのだと思わせてくれますね!

まとめ

SNSを見ていると本当に綺麗に盛り付けられた離乳食を見かけますが、それをモチベーションに楽しめる人もいれば、とにかく決められた時間に離乳食を与えるのでいっぱいいっぱいという人も多いでしょう。世界の離乳食を振り返ってあまり神経質にならず、赤ちゃんとお父さんお母さんで向き合いながらそのご家庭の心地よいペースで進めていきましょう。

( TEXT : 櫻井麻衣子 / Rippy編集部 )

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