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11.122019
赤ちゃんの好き嫌い!解決するにはどうしたら良いの?
一生懸命つくっているパパやママこそ悲しい思いをしてしまいますよね。
そんな時にどうしたら良いのかを知って、楽しく離乳食をすすめましょう。
赤ちゃんが嫌いな食べ物の原因はなに?無理にでも食べさせた方が良いの?
まず嫌いな食べ物についてですが、ひとことで言うとまだ解決しなくても大丈夫です。
とくに離乳食中期までは気にせず、嫌いなものは避けて離乳食作りをしても良いでしょう。
なぜかと言うと、離乳食の目的はまずたくさんの味に慣れること。赤ちゃんの最大の栄養源は母乳やミルクです。離乳食を開始して、初めて食べるものだらけの赤ちゃんにとって、受け入れられない味もあって当然です。人の味覚は生後3ヶ月がピークと言われていて、そこから徐々に衰えていきますので、ちょうど今の時期は大人には気づかないような苦みやえぐみを敏感に感じ取ってしまうのもその原因の1つです。
初めは嫌がっていた食材も忘れた頃に与えてみると、何事もなかったように食べてくれることがあるでしょう。たくさんの味を経験することで、自然と食べられる味も増えてきます。
嫌いなものが多く気になる場合は市販のベビーフードで試してみたり、じゃが芋やかぼちゃなどのペーストに混ぜて与えてみると食べやすく感じる赤ちゃんも多いようです。
嫌いなものが多いときはここを抑えておけば大丈夫!
離乳食後期に入り3回食も安定してくると母乳やミルクの割合が減ってきます。そうすると赤ちゃんは食事から1日の栄養を多く摂取するようになるので、あまりにも嫌いなものが多い場合は栄養バランスが乱れることがあります。
そんな時はパパママも小学生の時の家庭科の授業を思い出して、1日(できれば毎食)の中で「ご飯やパン、めん」などの糖質と、「肉や魚、卵や大豆製品」のたんぱく質、それからビタミンやミネラルがとれる「野菜や海藻」が食卓に並んでいるかを確認してみましょう!
細かい好き嫌いがあってもこの3つを抑えておければひとまず安心です。
もちろん忙しい時などはそれらを全て1つのお鍋で煮た おじやや煮込みうどんでも良いでしょう。
好きな物ばかり食べたがる赤ちゃんはここを気をつけよう。
味の好みが出はじめ、そればかり食べたがるというのはパパママとしては困ってしまいますよね。でもそれは食に関心が出て自己主張ができるようになったという成長の証です。大いに受け入れてあげましょう。
ただ好きなものを始めにお腹いっぱい食べてしまい、他の食べ物を食べないとなると色々な味に慣れさせることができず、また栄養が偏ってしまうこともあります。
好きなものを食べると、そればかり欲しがって他のものを食べなくなってしまう赤ちゃんには、好きなものを与える時には食事の後半にお皿に出したりするなどの工夫は必要でしょう。