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離乳食のすすめ方について知っておこう!


最初に与える離乳食は?

赤ちゃんに最初に与える離乳食として、日本ではお米が推奨されています。なぜかというと日本人になじみ深い食品であると共に、比較的食品アレルギー反応が出づらいと言われているからです。お米にはたくさんの種類がありますが、出来れば国産で放射能汚染の恐れが無く、水分量が多くて味もおいしい新米を食べさせてあげることが離乳食スタートに最適です。
無洗米を使っている人はそのまま離乳食として赤ちゃんに与えても大丈夫ですが、炊き上がりが若干固くなる恐れがあるため、いつもより吸水を長めにすると良いでしょう。

離乳食は少しずつ進行しよう

おかゆを少しずつ食べられるようになったら野菜やたんぱく質も食べられるよう進行していきます。最初は胃腸に負担をかけにくい野菜がおすすめです。種類としてはアレルギーの恐れが低い人参やかぼちゃなど子供の食べやすい食品を選ぶと良いでしょう。おかゆの時と同様に、柔らかくしてから裏ごししてスタートしましょう。アレルギー反応が出ないか慎重に見極めながら進行するのが大切です。大丈夫なようであれば新しい食品に挑戦していきます。たんぱく質の場合は豆腐や白身魚などを与えてあげましょう。白身魚でもタラはアレルギー反応が出やすいため、初期のころは避けた方が無難です。

固さに変化をつけていこう

ドロドロの食べ物を上手にごっくん出来るようになれば、徐々にモグモグやカミカミが楽しめるように食品の固さに変化をつけていきましょう。最初はのどにつまらないようとろみをつけてあげると安心です。片栗粉やジャガイモ、市販のとろみづけ製品を活用すると忙しい時でも簡単にとろみづけが出来ておすすめです。
どろどろ状態で無理なく食べられるようになれば、徐々に細かい賽の目切りなどにして舌や歯茎で噛む練習をさせます。赤ちゃんによっては柔らかすぎる離乳食を嫌うこともあるため、食べている様子をよく観察することが大切です。

月齢にとらわれず子供のペースで

育児書や母子手帳を見ると月齢によって離乳食の食べ方が説明されていますが、あくまでもこれは目安であるため、大切なのは自分の子供のペースや成長に合わせることです。
離乳食をスタートする時期は大体首が座ってきたころが目安ですが、それよりも遅くても全く問題はありません。また、進行具合も子供の食欲や好奇心によって決めるのがおすめです。できれば家族と同じ時間帯に一緒に食べるようにすれば、赤ちゃんも楽しく食が進むでしょう。二回食、三回食と進めるためには見た目や食感に変化をつけ、自分で食べる楽しさを教えてあげましょう。

( TEXT : Rippy編集部 )

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