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離乳食期の赤ちゃんにおやつは必要なの?


エネルギー源としての役割り

スーパーやベビー用品店には、赤ちゃん用のお菓子などが並んでいます。赤ちゃんのうちからおやつを与えたら、肝心の離乳食を食べなくなってしまうのではないかと不安になるお母さんも多いと思います。赤ちゃんのおやつには、栄養補助という役割があります。離乳食が進んでいくと好き嫌いなどもはっきりしてくるので、昨日は沢山食べてくれたのに今日はちっとも食べてくれないというようなことも増えていきます。離乳食をほとんど食べてくれない場合にはエネルギー源が足りなくなってしまうので、食事で補えなかったエネルギーを補給する必要があります。

食べる楽しみを実感できる

普段から離乳食をしっかりと食べてくれるという赤ちゃんの場合には、栄養は十分足りているので必ずしもお菓子を与える必要はありません。しかし親子で楽しい時間を共有するのには役立ちます。市販のお菓子はまだあげたくないという場合には、果物や蒸したサツマイモ、ベビー用のヨーグルトなどもおすすめです。果物にはビタミンやミネラルもたっぷり含まれています。

いつからあげたらいいの?

赤ちゃんにおやつを与えるのは離乳食の進み方などにもよりますが、生後6か月頃から8か月頃が目安とされています。
手でつかんで食べるようになる時期にはその練習にもなります。蒸したサツマイモは、手に持ちやすいような大きさにカットしておくと自分でつかむことができます。市販の赤ちゃんせんべいやボーロなども赤ちゃんの手に持ちやすく、口の中に入れると溶けやすくなっているのでおすすめです。
ただし、離乳食があまり進んでいないといった場合には、まずは食事を優先してくださいね。

大人向けのお菓子はあげない

赤ちゃんのおやつには、赤ちゃん用のものを選ぶことが基本になります。大人が食べるお菓子は塩分や糖分が多く味が濃すぎますし、脂質も多く消化吸収に負担をかけてしまいます。
そのため大人向けのお菓子を食べていると肥満や虫歯にもなりやすくなるので注意が必要です。
またアレルギーなどにも気を付け、与える時間を決めておくと生活のリズムをつけやすくなるので良いでしょう。
あまり多く食べ過ぎないように、親が量を調節してあげることも重要です。

( TEXT : Rippy編集部 )

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