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月齢別の離乳食の進め方【1歳〜1歳半頃】

離乳食の進め方1歳〜

1歳〜1歳半頃は、そろそろ卒乳の時期ですね。この頃になると、離乳食がでほとんどの栄養を摂取きるようになります。ただ、赤ちゃんは1回の食事量が多くないので、1日に必要な栄養を摂るために、捕食も大切になってきます。
1歳〜1歳半になると、歯ぐきでかめる硬さのものが食べられるようになり、離乳食も作りやすくなってきます。卒乳に向けて、1日に必要な栄養のほとんどを離乳食から摂るようになるので、食事のバランスを整えてあげ、赤ちゃんがしっかり栄養を摂れるようにしてあげましょう。

1日3回食&捕食で栄養を摂取

9〜11ヶ月頃から1日3回食となっていますね。1歳を超えると卒乳に向けて、母乳やミルクからの栄養摂取も減って食事からの栄養摂取が多くなります。しかし、赤ちゃんは1回に多くの量を食べることはできません。そのため、3回の食事だけでなく、午前と午後の決まった時間に捕食を与えてあげることも考えていきましょう。ただ、この頃にも母乳やミルクをたくさん飲む子には捕食は必要ないこともあるので、赤ちゃんの卒乳のペースに合わせて捕食も考えていきましょう。

捕食は食事で摂れなかった栄養を

卒乳後の捕食は、午前と午後の決まった時間に行うのが良いですよ。捕食と聞くと、お菓子などを与えたくなりますが、ここでは、芋や乳製品や果物などを与えてあげましょう。ヨーグルトにバナナなどを添えてあげるなどの簡単なものでも大丈夫です。

歯ぐきでかめる硬さに

1歳頃から前歯がはえてくるので、前歯でかじれるものや、歯ぐきでかめる硬さのものが食べられるようになります。赤ちゃんがつかみやすくて、前歯でかじれるようなスティック状の食べ物なども食べられます。卵の白身や肉団子、軟飯などが硬さの目安です。

ほとんどの調味料が使用できる

ほとんどの調味料が使用できるようになりますが、酸味や香辛料が強いものは赤ちゃんは苦手です。酢、ポン酢、ソースなどはそのまま使用せずに、下味や煮込み料理などに少量使う程度にしましょう。

甘いジュースなどに注意

卒乳すると、水分補給のためと思い、さまざまな飲み物を与えたくなるかもしれません。1歳をこえると牛乳や豆乳をそのまま飲めるようになるので、捕食の時に与えてあげるのも良いですが、与え過ぎには注意してください。ジュースや乳酸菌飲料などは赤ちゃんには甘すぎるので、この時期に与えるのはまだ早いです。また、コップで飲むことができるようになるので、赤ちゃんが持ちやすいコップを用意して、自分で飲む練習をさせてあげましょう。

食べることに興味が出てくる

食べ物を手で触ったり、手で食べようとしだす時期でもあります。食べることに興味を持つことは、とても良いことです。汚れてしまうこともありますが、赤ちゃんの好きにさせてあげることも大切です。

赤ちゃんにあった離乳食を進めよう

1歳〜1歳半頃には卒乳して、さまざまなものが食べられるようになりますね。この頃は、ついつい大人と同じ味付けにしてしまったり、お菓子やジュースを与えてしまったりということも。基本は薄味にして、素材の味に慣れさせてあげるようにしましょう。また、歯がはえてくる時期なので、虫歯にも注意してくださいね。離乳食の時期は目安なので、早い子も入れば遅い子もいます。赤ちゃんのペースに合わせて進めてあげてくださいね。

( TEXT : 若子みなみ / Rippy編集部 )

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