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初めての離乳食で野菜嫌いが決まる!野菜の固さと量に注意


離乳食は月齢に合わせて

初めての離乳食は赤ちゃんがミルク以外で初めて口にする大事な食事です。6カ月前後から始めるのが普通ですが、まだ食事というよりは、新しい味になれるという意味合いの方が大きくなります。そこで大きすぎたり、固すぎたりしてしまうと赤ちゃんは飲む込むことができず、離乳食を嫌がるようになってしまいます。最初は野菜ペーストや10倍粥などがメインになりますが、月齢に合わせた量や固さをしっかり確認してから与えるようにしましょう。特に野菜は繊維質が多かったり、苦みがあったりすると食べにくいので、裏ごしなどで食べやすく仕上げましょう。

赤ちゃんが食べやすい工夫

離乳食の基本は月齢に合わせることですが、初期は滑らかに裏ごしすることが必要です。ニンジンやジャガイモ、小松菜などアクが少なく苦みのないものから始めましょう。まずはよく煮て柔らかくしておきます。初期はこれを裏ごししてとろみのあるペースト状にします。水分が足りないと赤ちゃんが飲む込めなかったり、むせてしまうので、ミルクを足したりスープでのばすようにしましょう。初期はポタージュ状、中期はベタベタ、後期は舌でつぶせる固さと段階を踏んで与えていきましょう。赤ちゃんはそれぞれ成長のスピードが違いますので、その子に合わせたステップで楽しく離乳をすすめましょう。

最初はスプーン1杯から

離乳食を始めると赤ちゃんによってはなかなか食べてくれなかったり、逆にもっと欲しがって泣いてしまうといった個性が出てきます。ただ、新しい食材を与えるときはアレルギーなどの心配があるため、最初は小さじ1杯から始めるようにしましょう。野菜でもアレルギーのような反応が出るときがありますので、最初に与えるときは朝を選んであげるようにします。食事後の症状はすぐに現れるとは限りませんので、病院に行く場合に日中の方が診察してもらいやすいからです。また山芋などはかゆみが出やすいので、離乳初期には避けましょう。

今だからこそいいものを

赤ちゃんの舌はとっても敏感で、甘さやうまみなども敏感に察知します。そのため調味料は極力使わないようにすることが大事。また、この時期だからこそ素材本来の味が存分に楽しめるとも言えます。有機栽培やオーガニックなどの食材を与えることで、野菜本来の甘みを覚えることができます。少々値が張るかも知れませんが、おいしさだけでなく安全性も高い食材ですので赤ちゃんのいる家庭におすすめです。野菜は私たちの体の機能を整えるために欠かせない栄養素がたくさん含まれています。赤ちゃんのころから慣れ親しませて健康的な食生活を身に付けてあげましょう。

( TEXT : Rippy編集部 )

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