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パクパク期(12~18カ月)に注意したい調理・味付けポイント


12~18ヶ月の赤ちゃんの様子

1歳になると多くの赤ちゃんが一人歩きをはじめ、歩くことで筋肉も付き始めるので沢山の栄養も必要になります。この頃になるとミルクも卒業し離乳食を徐々に普通の食事として与え始める時期になります。
ミルクを卒業する事によって食事でその分の栄養を補わなければならないので、今までの調理方法や栄養バランスについて改めて考えていかなければなりません。
歯も生え始め噛むことを覚えてくるパクパク期は赤ちゃんのこれからの食事に重要に関わってきます。
では、どのような調理方法で作ればいいのでしょうか?

パクパク期の固さはどうするの?

1歳を過ぎたら今までと違い噛む力が必要になる食事へと徐々にかえていきましょう。この頃から子供のアレルギーの有無が明確になってきて、柔らかく炊いたご飯などにかわりパンやパスタなどを主食に食べさせるご家庭も増えるのではないでしょうか?
しかし、これまで食べていなかった食材を与える時は少しずつ様子をみながら徐々に与える量を増やしていくことが大切です。子供の食べる力をみながら、まだちょっと早いなと思ったらパンはスープに浸してみたりパスタは少し長めに煮てみたり、いろいろな工夫をしてみましょう。

大人と同じ料理を食べてもいい?

この時期が子供のこれからの味の好みにも大きく影響してきます。
大人と同様の食材や調理方法だとしても、同じ味付けて与えるのは危険です。一度濃い味に慣れてしまうと今まで食べてきた薄味の料理を食べなくなってしまいます。大人と同じスープを飲むにしても途中までは一緒に調理し味付けの段階で別の鍋に取るなどして個々に味をつけるようにしましょう。
お父さんやお母さんと同じような食べ物を口にする事で子供の食事への興味もさらにわいてきます。好き嫌いもはっきりとしてくるでしょう。

急ぎ過ぎず子供の好奇心を大事に

離乳食には沢山の種類がありますが、これからどんどん大人と同じ料理を食べる事ができるようになってきます。
子供の成長の速度はそれぞれ違います。周囲の子供はもうこれが食べられるからうちも食べさせなければならないというわけではないのです。
子供の成長を見極め、好きなもの嫌いなものも受けいれつつ、大人が食べている物への興味を大切にして、調理方法や味付けを工夫できればよいでしょう。
一つ一つ成長していくこの時期を、子供と一緒に楽しんで生活できるといいですね。

( TEXT : Rippy編集部 )

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