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12.62017
ジャガイモの特徴と離乳食での使い方
最近すっかり涼しくなってコンビニのおでんも並び始める頃ですね。おでんの具、私は大根や卵に並んでジャガイモが好きです。おでんだけでなくジャガイモが好きなのですが、ジャガイモって料理によって、レシピ通りに作っているのに煮崩れてしまったり上手くマッシュ状にできなかったりしませんか?実はその違い、品種によるものなんです。
ジャガイモの種類と特徴
では、ジャガイモにはどんな品種があってどんな特徴があるのでしょう?まず有名なところで丸くゴツゴツした見た目の男爵いもや北あかり。特徴はホクホクしていて潰しやすいので、コロッケやポテトサラダなどに向いています。また細長くツルッとした見た目のメークイン。こちらは煮崩れしづらいので煮物などが向いています。そして新じゃが、と言いたいところですが実は新じゃがは品種ではなく、春先に採れたジャガイモのことで、品種はいくつかありその中でも男爵いもが多いそうです。小ぶりで皮が柔らかいので皮つきのまま揚げたり煮たりどんな調理法にもよく合います。とはいえ赤ちゃんには噛み切れず飲み込みづらいので新じゃがでも離乳食の場合は皮も剥きましょう。
離乳食での使い方
そして、そのジャガイモの特徴を離乳食で活かす方法を覚えておきましょう。まず男爵いもや北あかりは潰しやすく煮汁に溶けるため、鶏胸肉などパサつきやすい食材と合わせると、天然のとろみづけになってくれます。またメークイーンや新じゃがは煮崩れづらいので食感を楽しんで欲しい時や手づかみ食べにすると良いでしょう。 そのままでも甘みがあるので味付けをしなくても美味しく食べてくれます
おいしい季節
ジャガイモは秋に植え付けをして冬に収穫し、少しずつ出荷しますが、春まで貯蔵するとジャガイモのでんぷん質が糖化され甘くなることから春のジャガイモが美味しいと言われています。 また、新じゃがは春先に植え付けをして初夏に収穫します。水分が多く腐りやすいため貯蔵はせずに出荷されるので、そう考えると春から初夏にかけて美味しいジャガイモが多く出回っていると考えられますね。
まとめ
ジャガイモは美味しくてくせがないので、好む赤ちゃんも多いですよね。ジャガイモと一言で言っても、特徴や季節による味の違いなど奥が深く調理法もさまざまです。店頭に並ぶほとんどのものが国産で一年中出回っているので、その時期ごとの味をぜひ楽しんでみてください。
( TEXT : 櫻井麻衣子 / Rippy編集部 )