ごはんからお粥を作る
離乳食の最初に食べさせるものはお粥が適しています。米は日本人が昔から食べ続けてきているため日本人の身体に良く合っているからです。
お粥は普段食べているごはんに水を加えるだけで作ることができます。鍋に炊いたお米(ごはん)を入れて水を入れます。10倍粥であればごはん30gに水1カップでできます。蓋をして火にかけて煮立ったら弱火にして蒸し煮にします。だいたい20分ほどしたら、火を止めて10分ほど蒸らします。これで完成です。調理時間は目安なので慣れてきたら自分のやり方でできるようになります。
お米からお粥を作る
お米から作ったお粥はお米の美味しさがしっかりと味わえるので時間がある時にはおすすめです。お米を洗ってから20分ほど水につけて水分を吸収させます。お米2分の1カップに水が5カップで10倍がゆができます。鍋に吸水させたお米と水を入れフタをして強火にかけて吹きこぼれないように注意しながら50分ほど煮ます。火を止めて10分ほど蒸らして完成です。少し時間がかかる作り方なので多めに作って冷凍しておくと食事のときに解凍して温めるだけで赤ちゃんに食べさせることができます。
炊飯器でお粥をつくる
普段炊飯器を使ってお米を炊いている人は、同時に離乳食用のおかゆをつくることも可能です。まず、いつも通りに大人用のお米を洗い炊飯器にセットします。その後に赤ちゃん用のお米を洗ったものを湯飲みなどに入れて、水を多めに入れます。それを湯飲みごと炊飯器のお米の中に入れます。湯飲みなど容器は高温に耐えられる素材のものを使用しましょう。
また離乳食用の”おかゆクッカー”は炊飯器にセットして使えるものがあり、お米と水の分量が書いてある事が多いのでとても便利です。
時間がない時には電子レンジで
赤ちゃん用に少量だけのおかゆをつくりたいという時には電子レンジを使いましょう。ごはんと水を耐熱皿に入れたものを電子レンジに入れて加熱します。ご飯小さじ1と2分の1に対して水大さじ2杯で10倍がゆができます。500Wで2分加熱して10分蒸らします。電子レンジで加熱する時には吹きこぼれやすいので常に見ながら加熱してください。
この作り方はすぐにできるので離乳食の回数が少ない時期で赤ちゃんだけが食事をする時などに便利です。