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パクパク期(12~18カ月)に移行する目安

食べ物をしっかり歯で噛めるか

離乳食の完了の時期にあたるパクパク期に移行する時には、口に入れたものをしっかりと噛んで細かくしてから飲み込めるようになることが目安になります。そのためには歯や歯ぐきで食物をつぶせなくてはいけません。この時期になると前歯が生えそろう子が多く奥歯が生え始めてくるので、そのような状態になれば食べ物を噛み砕くことができるようになるでしょう。食べ物を口に入れた時には、そのまま丸のみをしていないかを気をつけて見るようにしましょう。噛んでいる回数もしっかりとした回数があるかをチェックします。

スプーンで食べる意欲があるか

食事をする時には食べ物を自分で口に運べるようになっているかどうかも移行の目安になります。食事を前にした時に自分から積極的に食べ物に手を伸ばし食べようとする意欲があるかを見ます。自分で食べようとしてもまだ上手にはできませんが、なるべく自分で食べるような習慣をつけましょう。練習をしなくては上手に食べられるようにはなりません。多少汚れてしまいますが、なるべく自分で手づかみ食べをさせてスプーンも使うように促していきます。食べる道具であるスプーンやフォークに興味を示すようになることも目安のひとつです。

1日に3回食事ができるか

離乳食の完了の時期にあたるこの時期には1日に必要な栄養のほとんどを離乳食からとれるようになることが重要です。そのためにも1日に3回の食事と1~2回のおやつが食べられなくてはいけません。
眠ってしまったり母乳やミルクをたくさん飲んで食事ができないということが多くならにようにしましょう。生活リズムを整えて夜間にしっかりと睡眠がとれるようにすることで日中の活動を活発にすることができます。そういった試みをしてみて3回の食事と捕食がしっかりととれるように促していきましょう。

柔らかいご飯が食べられるか

離乳食はおかゆを食べさせる時期がほとんどですが、パクパク期に入ると柔らかいご飯を食べさせても大丈夫です。ただそのためには口の中でしっかりと潰せることが重要です。ご飯を口の中に入れても噛まずに飲み込んでいるようであればまだ移行の時期ではありません。
またパクパク期は食事の味付けにも変化をつけられますが、味付けが濃くなり過ぎないように気をつけましょう。まだ大人と同じ味付けのものを食べさせるには早すぎるのでなるべく薄味にするように気をつけながら味付けのバリエーションを増やしていきましょう。

( TEXT : Rippy編集部 )