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食中毒にならないように!離乳食づくりで気をつけること

ちょっと時間があるときに離乳食を作りおき。大変だけどまとめて作っておくと、忙しい時やあと一品欲しい時につかえて「あの時がんばって作っておいて良かった!」という気持ちにさせてくれます。
でも作りおきで気をつけたいのが食中毒。大人と比べて味付けもほとんどなく調理してから刻んだりすることの多い離乳食は食中毒菌が繁殖しやすく、赤ちゃんもそれに対する免疫力がないので注意が必要です。
今日は赤ちゃんを食中毒から守る工夫をお伝えしたいと思います。

食中毒予防は買い物の時から始まっている!?

赤ちゃんを食中毒から守るためにできることは買い物の時からすでに始まっています。まずは買い物をする時に生肉や生魚を買ったらそのドリップがほかの食材につかないようにビニールに入れるようにしましょう。そのドリップに食中毒菌が含まれていた場合、生で食べる食品に付着してしまうのを防ぐためです。冷凍食品などを買った場合はその上などに乗せておくと冷やされて鮮度が保てますし、保冷効果のあるエコバックなどを使うのもおすすめです。
そして生肉や生魚を買った場合は、帰り道で長時間うっかり立ちばなしなんてことのないように気をつけましょう。せっかく新鮮だった肉や魚も、とくに夏場の外で何十分も放置されてしまっては傷みやすくなります。

家について一休みの前にもうひと頑張り!

買い物から帰ったらすぐに手を洗い、買ってきたものも冷蔵庫にしまいましょう!赤ちゃんを連れての買い物は大変で、帰ったらまず一休みしたいところですが、食材の常温保存は鮮度を悪くしてしまいます。冷蔵庫にしまうまでが買い物だと思って、この流れを習慣づけられると良いですね。それが終わってからはどうぞゆっくりとお休みください。

手からの病原菌を防ぐためにできること

まずしっかり手を洗ってから調理を始めましょう。また手に傷がある場合はそこに黄色ブドウ球菌が潜伏していることが多く、それが原因の食中毒もあるので、手に傷がある場合は生食や調理済みの食べ物は素手で触らず、菜箸やトングを使用したり使い捨てのエンボス手袋などをつけるようにしましょう。

早速調理に取りかかりましょう

冷蔵庫から食材を取り出したら生肉生魚は消費期限が切れていないかを確認し、赤ちゃんにレア焼きは禁忌ですのでしっかり火を通しましょう。また加熱前のものを切るまな板と加熱後や生で食べるものを切るまな板は分けることが大切です。トングや菜箸も同じで、毎回こまめに洗って何に使ったものか分かるようにしておきましょう。

調理が完成してから気をつけること

作ったものは常温で放置することのないようにしましょう。作り置きをする場合は粗熱が取れたらすぐに小分けにして冷凍保存します。レンジで再加熱するだけでは死滅しない菌も多いので、この時点で安全な状態で冷凍することが大切です。

意外な盲点!台ふきんも清潔に

キッチンで使う台ふきんは色々なものを綺麗にしてくれる反面、それ自体には菌が繁殖しやすいんです。こまめに洗って雑菌が繁殖しないようにしっかり乾かし、定期的に熱湯や専用洗剤で消毒するようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんのためと思って振り返る衛生管理も実は家族みんなのためにもなります。免疫力のある私たちも疲れがたまっていたりストレスでその免疫力が落ちることもあります。これを期に家族みんなのためにできる衛生習慣をつけてみませんか?
( TEXT : 櫻井麻衣子 / Rippy編集部 )