冬になってちらほら話題に上がるのがノロウィルス。赤ちゃんの衛生管理も神経質になってしまいますよね。離乳食で使う食器の消毒も必要?そうは言ってもあまり手間は増やしたくないし。哺乳瓶では頻繁に行っていた消毒は離乳食の食器や調理器具にも必要なのでしょうか?
赤ちゃんを食中毒から守るためにできること
食中毒の話題をテレビで見るとまず赤ちゃんへの感染が心配になりますね。それは食器の消毒よりも調理器具のとりあつかいが大きく影響してきます。
まずはできるだけ食中毒の原因になる生肉や生魚をのせるまな板と野菜をのせるまな板は分けておきましょう。できたら包丁も分けられたら良いですね。
離乳食は調理してから刻むこともあるのでその専用のまな板もあると安心です。出し入れしやすい薄いミニまな板がおすすめですよ。
調理器具の消毒ってどうするの?
生肉と生魚に使ったまな板と包丁は菌がほかのところに付着しないように使ったらすぐに洗って、できるだけその都度アルコールや熱湯で消毒しましょう。まな板はすべて定期的に漂白剤や専用の除菌剤でしっかりと消毒してください。そうすることで清潔に保つことができます。
食器は消毒しなくて良いの?
離乳食が始まる月齢5〜6ヶ月くらいはお座りをするようになって、おもちゃや自分の手や足いろんなものを口に入れます。口に入れるものすべてを消毒できないので、調理済みのごはんを入れる食器だけ消毒しても意味がありません。
またそうやって少しずつ雑菌への抵抗力がついてくるのでそういう意味でも食器の消毒はしなくて大丈夫といえます。もちろん心配なら消毒しても問題ないですよ。
食器の洗い方と注意点
では食器はどうやって洗えば良いのでしょうか?洗剤は大人の食器を洗うのと同じ食器用洗剤をつかって大丈夫です。その代わりしっかりとすすいで洗剤が残らないようにしましょう。またいつまでも洗い物カゴなどに入れておくと菌の繁殖につながるので早めに拭いてしまっておけると良いですね。
またスポンジは注意が必要で、生肉用まな板を洗ってすぐに離乳食器を洗わないように気をつけましょう。
心配なら離乳食食器を洗うスポンジを分けるのも良いですね。
まとめ
離乳食を作るので精一杯で衛生面まで考えるのはちょっと大変かもしれませんが、赤ちゃんが食中毒になって辛い思いをするのは見ていられるものではありません。キッチン周りをスッキリさせたり、消毒のペースを決めて作業がしやすいように工夫することで負担をへらせるかもしれません。またお友達がどんな工夫をしているのか聞いたりしながら効率よく赤ちゃんを食中毒から守りましょう。
( TEXT : 櫻井麻衣子 / Rippy編集部 )