主食、主菜、副菜ってなぁに?
まず主食はわかりますよね!?『ごはん、パン、麺』などの穀類です。
つぎに主菜は『肉、魚、卵、大豆製品』といったメインのおかずになるもので、納豆や目玉焼きもここに入ります。
そして副菜は『野菜、海藻、キノコ』など小鉢やサラダとして出されるものです。
実は食事でこの3つのグループにあたるものをそれぞれとるように意識するだけで栄養バランスはぐっと良くなるんです。もちろん別々に用意する必要はなくて、”ご飯と肉野菜炒め”や”ご飯と具沢山スープ”でも主菜、主食、副菜のグループに入る食材が全て入っていれば大丈夫です。
それぞれが多く含む栄養素とその役割
では主食、主菜、副菜、それぞれがどんな栄養素を多く含んで、体でどんな働きをしているのでしょう?、
まず主食は栄養素でいうと糖質を多く含む食品です。生きていくのに必要なエネルギー源となってくれます。
これが不足してしまうと筋肉や脂肪をエネルギー源として使うようになってしまうので、
赤ちゃんから成長期の子供にはまず絶対に欠かせない栄養素ですね。
つぎに主菜はたんぱく質を多く含む食品です。筋肉も皮膚も髪も主成分はぜんぶたんぱく質ですので体をつくるためのメインの食材です。
そして副菜はビタミンや食物繊維などを多く含むので、体調の調整やお通じなどに影響しています。
ただ、ちょっと気をつけたいのが食べ物はこれらの栄養素のほかにもたくさんの微量栄養素を含んでいて、それらはそれぞれ助け合って吸収されたり作用したりしています。なのでこれだけを気をつけていればパーフェクトというわけではありません。
成長していく中でのバランスの良い食事
現代社会では子供が大きくなってからたくさんの習い事をかけもったり、共働きなどの理由でパンやおにぎりといった手軽なものだけで食事を済ましてしまう子が多くいます。
心や体の成長だけではなく、体力づくりや体調を整えるための免疫力アップに栄養バランスの良い食事は欠かせません。
だからと言って神経質になりすぎて食事の準備が大きな負担になってほしくないと思っているんです。
ワンプレートや1品で主菜と副菜両方がとれるような工夫や、ときにはできあいの物も取り入れたりしながら
手を抜けるところは抜きつつ献立を考えられると良いですね。
まとめ
まごはやさしい、一汁三菜、5大栄養素、1日30品目、などなど食事の栄養バランスを整えるための目安が沢山ありますよね。
でもこれらを毎日意識するのって結構大変だと思うんです。なのでまずは主食、主菜、副菜、を意識してみて継続できる栄養バランスのよい食事を心がけて、赤ちゃんだけじゃなく大人も一緒に健康的な食事に慣れていけると良いと思います。